ブログ2020.01.12

日本フットサル三国志 第3章 代表物語 その3 第1回アジア選手権

木暮知彦

その3 第1回アジア選手権


第1回アジア選手権日本代表

 記念すべき第1回アジア選手権は、1999年3月、マレーシアのクアラルンプールで開催された。メンバーは、1ヶ月ほど前に行われた第4回全日本選手権出場選手を中心に選ばれた。監督はサッカーでおなじみのマリーニョである。この大会は、翌年の11月、グアテマラで開催予定の第4回世界選手権のアジア予選を兼ねていた(兼ねるはずだった)。

監督:マリーニョ
コーチ:須田芳正:元浦和レッズ
GK 定永久男:ファイルフォックス
GK 金沢信二:エスポルチ藤沢
GK 若林孝治:清水市役所
FP ラモス瑠偉:元Jリーガー
FP 安藤信仁:グレートホッチポッチ(全国大会九州代表のチーム)
FP 原田健司:アスパ
FP 向薗泰洋:NTT九州
FP 市原誉昭:エスポルチ藤沢
FP 上村信之介:ファイルフォックス
FP 相根澄:エスポルチ藤沢
FP 中村俊仁:府中水元クラブ
FP 藤井健太:アスパ
注)所属は選ばれた時点の所属

 特筆すべきは、元Jリーガーのラモス瑠偉が選考されていたことで、2012年のワールドカップに選考された三浦知良の前例となるものである。プロ意識やフットサルの質の部分で手本になる効果はあったものの、当時は選ばれた選手達が必ずしもプロ経験があるわけでもなく、出身母体も様々であったせいもあり、効果は限定的であったようである。

 結果は、予選リーグは突破したものの決勝トーナメント1回戦でイランに敗戦、3位決定戦はカザフスタンにPK戦で敗れ、4位に終わった。3位までが世界選手権出場の権利が与えられたので、逃したことになった。優勝はイラン、2位に韓国、3位カザフスタンという結果であった。

<成績>
予選リーグ
マレーシア 5-5
カザフスタン 4-1
ウズベキスタン 5-5
決勝トーナメント イラン 2-5
カザフスタン 2-2 PK負け

 しかし、なぜかこの大会は世界選手権出場を決める大会とはならず、その決定は1年後の第2回アジア選手権に持ち越されることになった。1年後の11月が世界選手権開催なので、時期的にはまだ間に合うということで、日本にとっては幸運であった。しかし、結果はご存知の方が多いと思うが、残念ながら幸運をチャンスに変えることはできなかったのである。

 さて写真は、記念すべき第1回アジア選手権の集合写真にしよう。

木暮知彦

木暮知彦

みんサル運営会社のピープルスポーツ株式会社社長。1999年の第1回の関東フットサルリーグ、伝説のスーパーリーグの立ち上げなどに関わった。自らはFIRE FOXの代表として、リーグ優勝、フットサル選手権の優勝を経験した。元フットサル日本代表木暮 賢一郎の父親でもある。

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