ブログ2020.01.17

2020年の初リーグ試合。

吳 敏哲(オ・ミンチョル)

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厳しくて暗いトンネルの始まり。

最近、日本のFリーグやWFリーグだとセントラルとかプレーオフなど皆、最後に向かって走っていると思いますが、2020年となると韓国のFKリーグは厳しい日程のシーズン真ん中を突入します。2週をかけて先週から週末2連戦が始りました。作シーズンはなるべく週1回試合として行われるようにしたんですけど、今回はAFCフットサル選手権もあり、韓国フットサル代表が大会準備する時間が必要だったんですね。

選手達は会場付近で泊まったりしました。コンデションの調節面も考えないといけないし前より厳しい状況となります。その代わりにそれを乗り越えるともっと良い結果が自分達を待っているんですね。

新しい選手の合流。

最初の5試合が過ぎて練習とか試合中に予想外の怪我を背負ってしまい。厳しい試合が続きました。特に高陽BULLSとの4ラウンド試合で起きた大怪我でチームの柱として活躍してくれた選手が試合出来なくなったのはチームとして本当に痛い事です。それで、2020年初戦まで体表と選手関係なく選手補強の為に動きました。

その努力の上でソウル恩平FSに合流した選手は3人。サッカー経験と少しフットサル経歴はあるので、少し安心しました。皆、仕事しながらフットサルに励んでいるし、共感出来る面もあるんですね。ただし、FKリーグの経験は少ないと思うので、これからなるべく速い時間のうちにコートや戦術になれるのかが、チームの鍵になると思いました。

2日間の試合の観て思うと、やはりチームと練習した時間が少なく、守備とか合わない面はあったけど、経験を重ねると大きな力になると思いました。特にスピードの面で印象があって、相手の隙間を狙う動きを見せてくれると希望的な流れに変わるはず。その一人は土曜日のファンタジア富川FS戦で貴重な同点ゴールに繋ぎました。

突然の連絡。(久しぶりの中継解説)

そして、土曜日の試合が終わり、家に向かう途中にチームの代表から連絡がありました。「明日の第2試合、解説して欲しい」事でした。その連絡を聴いた瞬間、再び頭が真っ白になりましたね。。今は多分、毎シーズン1回くらいは経験する感じですね。ただし、今回はありがたいに試合前日に連絡が来て少し準備する時間を貰いました。当日に連絡を貰うと確かに何を言うべきか戸惑うんですね。家に戻るバスの中に何を言ってみようかなと考えました。

今回は前とは違って中継社が変わり、当日に会場へ行くと確かに挨拶もなく、少し寂しい感じがあって「僕、今日中継席に座るんだろう?」と思えるくらいに冷たい雰囲気でした。ちょうどその時、中継の解説を担当しているスターFSの監督と挨拶すると、「解説頑張ってな」と言われてからやっと実感しました。その時間を利用してチーム状況などを質問して席に戻り、キャスターの方と挨拶し、中継に入ります。

確かに久しぶりにマイクの前に話すと緊張して汗を流しました。発音も悪いな。。と思いながら、話を交わしましたね。でも、セットプレーする時、AFCフットサル選手権東アジア予選の時、ブルーノ・ガルシア監督が話した内容を紹介したり、大きな事故なく終えた気がして、少し満足しました。それで、安心してチーム員に戻ります。

諦めなかったから得られた結果。自分なりに意志を見せた選手。

新しくチームに合流していきなりセットに入って最初から100%の力を出してくれと言っても戸惑う事もあったり、上手く流れない状況でした。でも、選手達は最後まで諦めず走ってくれて、負けると思った試合で引き分け、しかも、その同点ゴールは初戦を経験した選手が試合終了1分前に決めてくれました。その翌日のFKリーグ強者である全州MAGとの試合で2ゴールが認められず、1点差で負けたけど、その2人の活躍は大きかったですね。

そして、怪我で試合に参加出来ないにも拘らず、試合に毎回姿を現してくれる選手2人の活躍も大きいです。新しくチームに入団した選手とアドバイスを交わしたり、ベンチで応援する姿はまるで一緒に試合をしているような感じでした。

何よりもチームの柱である選手の姿も大きいです。手術で試合に走れないのに、ベンチで試合中にやるべきの事を相変わらず熱くアドバイスしてくれていました。まだまだ足りない事が多い自分としては凄く助かりましたね。そして、2020年から新しくゴレイロコーチも合流してアップの際、ゴレイロに良い緊張感を与えます。試合を観る目が多くなると誰かが逃した場面を把握し、意見を交わし、もっと完璧な試合が出来る長点があるんだな?と感じました。もちろん、私も仕事させて頂いている中学校が冬休みに突入して本格的にフットサルモードに入ります。

今週の試合で隠された大事な意味は?

1周2試合という厳しい日程も今週の2試合で終わります。でも、その2試合でこれからを左右する大きな意味が入っていますね。土曜日(18日、13:30)のスターFSソウルとの試合にはこの結果で優勝争いまで入れる可能性があるのかを確める試合になると思いますし、日曜日(19日、13:30)の高陽BULLSとの試合には1部リーグ残留をかけて戦います。その試合で勝ってば、もっと余裕をもったリーグ運用が出来ると思います。

その2試合を向う前に希望的なニュースも届いて、怪我でプレー出来なかった選手達が合流し、もっと強くなりそうな気がして楽しみです。

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吳 敏哲(オ・ミンチョル)

吳 敏哲(オ・ミンチョル)

現在ソウル恩平FSヘッドコーチ。

2014-17、FC安養(Kリーグ2部)名誉記者。

偶然に出会った韓国フットサルリーグ試合でフットサルの魅力を感じ、その勢いでコーチ講習会に参加。

2016年1月から、韓国フットサルリーグ(FKリーグ)チームにコーチングスタッフとして合流。

2018-19シーズン、念願の2部優勝を果たして1部リーグ昇格やリーグ最優秀指導者受賞。今も日本に行って、Fリーグや日本女子フットサルリーグを観ながら、韓国と日本フットサルの架け橋になれるような自分の役割を模索中。

みんサルブロガー

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