コラム|2019.01.29

歌舞伎町のド真ん中にある、フットサルの原点[ピヴォ×みんサル]

フットサルの原点といわれている場所を知っていますか?[ピヴォ×みんサル]からの転載記事

  • フットサル施設
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(PHOTO,TEXT・佐藤功)


新宿は馴染みの街、なんて言えばちょっとかっこいいような気もする。でも、ただ単に新宿のバスターミナルのお世話になっているというだけ。ここからバスに揺られ、乗り物酔いに怯えながら旅が始まる。そして深夜、またこの新宿に帰ってくる、肩と腰が壊滅状態で。そういった理由で新宿にいることが多い。そのある意味、馴染みの街・新宿の歌舞伎町にお気に入りの場所がある。

そこは、ゴールが2つある公園。学生と思わしき人たちがプレーをしていることもあれば、親子連れで子供が遊んでいる時もある。時には、東南アジア諸国のアルファベットが書かれたユニフォームを着ている人がシュートを撃っている時もある。隣にはボールを投げることができる場所、バスケのゴールが2つある。もちろんバスケをプレーしている人も多数。また敷地の半分を占める広場では、ダンスの練習をしている人たちもいる。

ここからサッカーやフットサル、バスケの選手が生まれてくると思うと同時に、サッカーがフットサルに発展してきた歴史を見ているようにも感じる。スペースがあればいろんな楽しみ方ができる。たったそれだけのことで競技が生まれる。その原点がこの街のド真ん中にある。そしてフットサルは、今では新宿の街に溶け込んでいる。やったら楽しかった、だから続けた、すると大きくなった。構造はいたってシンプルなものだと再確認をさせてくれる場所である。

夜になれば真っ暗な公園は施錠され、人が近づけない怪しい雰囲気に一変。いわゆる新宿の夜らしい景色になる。だが太陽が昇っている時間帯はいろんな年代、いろんな国の人が体を動かし楽しんでいる空間に変わる。若者と大人、健康と不健康、昼と夜、いろんなものを飲み込んだ不思議な空間は、原点が見えるお気に入りの場所である。

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