コラム|2019.02.22

『スポーツを通じて人々を幸せにする』フットサル場の今後の在り方とは?(土屋智永・アディダスフットサルパーク渋谷ディレクター)【2/2】[ピヴォ×みんサル]

2019年1月7日、渋谷ストリーム4階にて新規オープンしたアディダスフットサルパーク渋谷のコラムの後編です。(前編は、“こちら”)[ピヴォ×みんサル]からの転載記事

  • インタビュー
  • フットサル施設
1

2018年2月7日、渋谷
(PHOTO,TEXT・佐藤功)


2002年、フットサル場は日韓ワールドカップの波に乗っていた。あれから15年以上の月日が経った今、アディダスフットサルパーク渋谷ディレクター・土屋智永さんが、時代の変化と共に歩むフットサル場の在り方について語る。(2019年2月7日収録)


きっかけはジュニアのコーチ

――土屋さんとフットサルとの出会いですが、最初はサッカーからだったのでしょうか?

土屋 そうですね。サッカーは幼稚園の頃から始めて、学生時代もやっていました。高校まで部活動でやっていて、選手としての経歴はたいしたものは残すことはできなかったんですけどね。大学の時は体育会ではなく、地域の社会人リーグの方に入ってプレーをしていました。

――中学から高校ぐらいの時にJリーグができた世代ですよね。

土屋 サッカーが変わってくる時代をまざまざと体験した世代です。Jリーグにも足を運んでいましたし、当時の黄金期の(東京)ヴェルディが大好きでカバンにヴェルディのシールを貼っていたりしましたね。

――大学卒業後はどうされたのでしょうか?

土屋 大学を卒業して飲食業界で仕事をしていました。今の会社には26歳の時にジュニアのサッカーコーチを募集というのを見て、今の会社に飛び込んだのがきっかけです。

――それまではフットサルのご経験は?

土屋 フットサルは全く触れていなかったですね。コーチの仕事も、フットサルではなくサッカーのジュニアコーチとして入った感じです。ジュニアスクールのコーチとしてキャリアを始めて、アシスタントコーチからメインコーチとしてスクールを任される立場になって、そこから徐々に施設運営や施設業の方も任されるようになって、今はこの施設を切り盛りしています。

――最初はコーチということで競技の方だったのが、ビジネスの方も担当するようになり大変だったと思います。最初の頃はいかがでしたか?

土屋 大変でしたね。そういった知識も経験もなかったので、先輩に倣って勉強しながらやってきた感じです。コーチをやりながら施設も運営していたので、初めから施設にはかかわっていましたけど、施設業のバランスが多くなったのは6年ぐらい前からです。

今までとは違った使い方を

2

――入社した当時はフットサルが流行っていた時期だと思います。

土屋 当時は東急東横店の屋上で営業していました。先輩の話を聞くと、コートはほぼ100%の稼働率だったとか、会員になりたいというお客さまもたくさんいらっしゃいましたし、私たちが仕掛けたこともニーズがあってそういった意味では活気があった時代だったそうです。2001年に日本で初めて屋上型のフットサルコートとしてオープンをしてかなり注目を浴びていましたし、翌年には日韓ワールドカップもあってそういったブームにも上手く乗ることができていたと思います。

――現在はどういった状況でしょうか。

土屋 落ち着いてきたと思いますが、それ以上に変わってきたと思います。当時はチーム単位でのご利用が多かったと思いますけど、時代と共に個サルの利用者がウエイトを占めるようになっています。そういう意味で客層が時代と共に変わってきているのはありますよ。


more than Football

――今、フットサル業界は全体的に厳しくなっていると思います。今後、どうしていきたいとお考えでしょうか。

土屋 シンプルにフットサル、サッカーをする人だけのための施設の考え方だともう限界は来ていると思います。低年齢からシニアの方までフットサル施設をきっかけにここで体を動かしたり健康になられるような活動を我々が提供するなど、フットサル場の今までとは違った使い方というニーズにお応えしたいと考えています。

――スポーツをやる場所というようなイメージですね。

土屋 そうですね。フットサル場がハブになって可能性が広がってくるようになればと思います。きっかけは何でもいいと思いますので。


3

――お仕事をする上で大切にされていることはどういったことでしょうか?

土屋 会社の理念として、『スポーツを通じて人々を幸せにする』というものがあります。この理念を核として、人々を幸せにするということを体現するために日々仕事をしています。またフットボール事業の哲学として『more than Football』があります。今よりも、もっといいものを、とフットボールを通じてフットボール以上の価値を提供したいと思っています。どういう商品をお客様にお届けできるかですとか、お客様にどういった接し方ができるのかですとか、手法から考えがちになりますが、まず理念が核にあることを忘れずに、大切にしながらスタッフと営業したいなと思います。

取材協力:アディダスフットサルパーク渋谷

1760_17_203_1545374016516

2019年1月より渋谷ストリーム4階の「TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT」をお借りし、一部時間限定での新アディダスフットサルパーク渋谷を営業します。コートには併設されているトルクテーブル(カフェ)もございます。フットサルをプレーする方はもちろん、観覧者にも使用しやすい施設です。

最新コラム

一覧へ