コラム|2019.03.07

テックボールが手にした、アジアオリンピック評議会正式種目。その後に目指す野望とは?[ピヴォ×みんサル]

アジアオリンピック評議会 (OCA)の正式種目になったテックボールのこれまでの活動と今後について、関係者に伺いました。[ピヴォ×みんサル]からの転載記事

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(PHOTO,TEXT・佐藤功)


テックボールが、アジアオリンピック評議会 (OCA)の正式種目になった。3月3日、『WASSEのフットボールマネージメント論』を「ピヴォ×みんサル」に連載中のテックボール日本代表のWASSEこと早稲昭範さんが、その一報を伝えてくれた。第38回アジア総会で、来年ハワイで開催されるOCA主催の『アジア・ビーチゲームズ』でテックボールは行われる。そして、その先にある『アジア大会』が見えてきた。

参考動画はこちらから
https://www.facebook.com/watch/?v=323802915057664


オリンピックを目指すテックボールは、積極的な活動を行ってきた。ネイマールやフィーゴといったスターがテックボールをプレーをする動画をはじめ、公式フェイスブックにはそのPR活動の歴史が並んでいる。「協会自らがスポーツビジネスとして動いている」と早稲さんは、協会と共にPR活動をしていた。 その早稲さんは2018年8月、ジャカルタにいた。テックボールのデモンストレーションを、アジア大会開催中のジャカルタで行っていた。その時「OCA会長とお会いし、テックボールを見て頂くチャンスがあった」。その数ヶ月後、OCA会長がテックボールの正式種目入りを発表。「それが身を結んだ」と早稲さんは、協会と一丸となった競技の普及と認知の活動の成果を感じていた。

また、この発表に先立ち2月20日、京都でもテックボールのテーブルが設置されプレーができる場所も増えた。フットサル場に新たなコンテンツとして、プレーができる環境を整える地道な活動も続けていた。

そして、テックボールには強力な味方が付いている。1月31日、夜の銀座でのイベントでハンガリー大使も来場。ハンガリーという国家との強力なタッグは、テックボールのスケールの大きさを感じさせていた。


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また、ビジネスとしてだけではなく、スポーツとしての側面にも力を入れてきた。この5年間で2回、テックボールはワールドカップを開催。大会を重ねるごとにトッププレーヤーの数も増え、着実にテックボールが大きくなっていった。この国際大会を行っているという実績も、正式種目になるための判断基準のひとつ。今回の正式種目決定に合わせ日本でも代表を決める大会も開催され、さらなる競技としてのテックボールを見る機会が増えていくことになる。

次なる目標は、OCAが主催するもうひとつの大会である『アジア大会』。そしてその先にあるオリンピックへ。ハンガリー生まれの5年目、テックボールは大きな一歩を踏み出す。テックボールがプレーできるフットサル台場の支配人でもある早稲さんも、「人生の中でも歴史の1ページに刻まれる」とさらなる夢に向け、大きな一歩を踏み出していた。

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