『フットサルにネットのノウハウを』IT企業が手掛ける『個サルのBonita』とは?(保田夏希・YUGETA EC コンサルティング 取締役副社長)【1/2】[ピヴォ×みんサル]

コラム|2019.08.01

『フットサルにネットのノウハウを』IT企業が手掛ける『個サルのBonita』とは?(保田夏希・YUGETA EC コンサルティング 取締役副社長)【1/2】[ピヴォ×みんサル]

東京都や神奈川県で個サルイベントを積極的に開催している『個サルのBonita』を運営するYUGETA EC コンサルティング取締役副社長・保田夏希さんに、個サル事業を始めたきっかけや、イベントを運営する上での工夫などについて伺いました。今回は前編として、2回に分けてインタビュー内容をお届けします。[ピヴォ×みんサル]からの転載記事

  • 個サル
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2019年5月10日、某所
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

なぜデジタルを扱うIT企業が、アナログな個サルに参入にしたのか? 『個サルのBonita』を運営するYUGETA EC コンサルティング取締役副社長・保田夏希さんがその理由を語る。(2019年5月10日収録)

個サルのネット化

――YUGETA ECコンサルティングはどういった事業をされている会社でしょうか?

保田 全員元々は楽天市場事業部にいまして、出店をされている企業のコンサルタントとしてネット通販でどう売上を伸ばすかという仕事をやっていました。そこから2016年に独立をしまして、自社サイトも含めてネット通販で売上を伸ばして利益を増やすかという部分をサポートする事業をしています。

――ネット通販のコンサルタントと個サルは全く違う分野だと思います。なぜフットサル業界に参入されたのでしょうか?

保田 新しい事業を考えた時に、個サルにビジネスチャンスがあると感じてスタートしました。個サルは、あまりネット化が進んでいないと感じています。ネット通販とは全く関係のない分野ですが、ネットは私たちの得意分野ですので他社とは違う強みやバックグラウンドを持っていますので、上手くできると思って始めました。

――フットサルは他にも大会などあります。なぜ個サルにフォーカスをされたのでしょうか?

保田 私たちはコートを持っていないので、どこでも開催ができる必要があるのが一つです。またチームとしてやるよりも、チームに入っていないけれども個人でやりたい、でもできないという方が多いという印象があり需要はあっても供給が少ないと思ったのが理由です。お客さまのニーズをもっと把握して満たすことができると思ったので個サルにしました。

――どういったペースで開催をされてますか?

保田 平日や週末など開催しています。今後、池袋と渋谷、板橋など増やして、できるならば毎日開催したいです。

――平日開催はなかなか難しいと思いますが。

保田 週末の方が集客ができるので週末開催が多いと思いますが、お客さまの中には平日しか行けないという方もたくさんいらっしゃいます。日時によっては集まらないこともありましたけど、大学生の方はまったく問題なく参加できますし、この日時だったら必ず来れるというお客さまがいるんですね。まだ始めて年数が経っているわけではありませんが、もう10回以上参加してくれている方もいたりします。そういった常連の方は平日の昼間に来てくれる方が多いですね。それは個サルだから成り立つのかなと思います。チームだったら平日の昼間に参加はほとんどいないと思います。チームには参加したいけれども、自分の仕事の都合で参加できない人もいるはずなので、個人だからこそ参加できる人が一人でも二人でもいれば開催することで少人数だとしてもできるのかなと思います。

――年齢層としてはいかがでしょうか。

保田 最近は開催日時や場所を広げていく感じで、年齢層が少しずつ上がっているという印象は受けます。ただ、40代や50代が多いかと言われると、そんなことはないと思います。また、男性の方が圧倒的に多いですが、何回も参加してくれている女性の方もいます。Bonitaガールがいるので、女性も参加しやすいのかなと思います。女性だからこそ声をかけやすいということもあるようで、友だちも連れて来ると言ってくださる方もいらっしゃいますので、女性でも受け入れているのかなと思います。

女性だから参加しやすい

――Bonitaガールのお話が出ましたが、どういった経緯でBonitaガールは誕生したのでしょうか?

保田 特に女性にこだわったわけではありませんが、社内でサッカー経験者の女性スタッフがいたのが理由です。そこから、Bonitaガールという名前を付けて参加しやすいイメージを作っていきました。Bonitaガール以外に男性スタッフもいますが、合わせて四人で運営しています。まだ四人しかいないという感じですので、もっと増やしたいですね。

――保田さんご自身は経験者でしょうか?

保田 それがですね、実はサッカー未経験なんです。Bonitaをやるタイミングで社長と一緒に参加させてもらったのが初めてでしたね。ちなみに、個サルのBonitaのアテンダーは全員サッカー経験者です。

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――他の個サルとはどういった違いがあるのでしょうか?

保田 我々としては全然違うという自信があります。言葉にするのは難しいですが、ただの審判や進行役ではなくゲームを盛り上げる役としてやっています。声掛けも点数を数えるだけの作業的なものではなく、小さなプレーでもちゃんと見逃さないで声をしっかりかける。「今の惜しいですね」とか「今のいいですね」とかですね。それは初心者の方には特に重要だと思います。僕自身が個サルに参加した時に、声をかけてくれてうれしかったということもありましたしね。あまりプレーの経験がない方で、不安な気持ちのままプレーしている人は多いと思います。その不安を取り除いてあげるためにアテンダーがいますので、声をかけることを意識してやっています。また、レベル分けは大事ですね。素人でもできるとちゃんと言うようにしています。他にも女性の場合、男性ばかりだと危なかったり差があると感じることも多いので、女性だったら得点2倍だったりともっと考えないといけないと思っていますね。

――新規のお客さまにどういったアピールをされているのでしょうか?

保田 大学に行ってチラシを配ったりしています。それはフットサルをやったことある、やったことがないは関係ないですよね。僕自身もまったくやったことないのに、大学生の時にフットサルだけは面白そうだなと思っていたんですよ。個サルの存在を知らなかったので、チームに入っていないしサークルに入っていないというだけでやっていなかっただけなんです。でも個人でできるよというのであれば、友だちと二人で行ったと思います。そういった方々にもっともっとアピールを会社としてやっていく必要があると思いますね。もちろんネットの広告もしていますが、そういったところも大事かなと思います。

アナログな業界だからこそ

――個サルはの売上げは参加者人数×参加費であり、そこに人件費がかかりますし多店舗展開をしても労力がかかります。ビジネスとしての効率はITの方が効率性が高いと思います。

保田 確かにコンサルという仕事に比べると利益率は高くはありませんし、リソースに対しての利益もITに比べると高くはありません。ただ、アナログな業界だからこそ僕らのノウハウを入れることで、いい部分を残しつつシステム化して広げていくことができるチャンスはあると思っています。僕らが持っている、僕らしか持っていないノウハウを使えばもっといいビジネスになると思っていますので、会社として利益を出すという部分ではプラスになると思います。社長も含めて全員フットサルが好きなので、フットサル業界に貢献できるかなと思います。

またITは実際のエンドユーザーと触れ合う機会はほとんどありませんが、フットサルは常にエンドユーザーとやり取りができます。毎回アンケートを必ず取るようにしていますが、思っていた以上のフィードバックをいただけています。もちろんお褒めの言葉もいただきますが、もっとこうした方がいいなどお客さまが考えてくれていることもあります。必ず全スタッフに共有をして、毎回柔軟にやりながら改善をしていく形を取っています。アンケートに厳しいお言葉をいただくこともありますがそれは当たり前で、リアルタイムで常にフレッシュなフィードバックをいただけることが僕らにとってはすごく楽しいんですよね。お金じゃなく、その魅力に憑りつかれているところもありますね。リアルな反応が得られるのでそこが面白いなと思います。

――頂いた意見の中で意外だったこと、盲点だったことはありますか?

保田 仕事で上京されたばかりの方に喜んでいただけたのはうれしかったですね。その方に「これからも頑張ってください」と応援のお言葉まで頂けるとは思いもしませんでした。私たちが大事にしているのは、フットサルをやったことがない人など初めての方が気軽に参加できるものにしたいということが強いので、期待以上の反応がありやっていることが間違っていないと感じました。 また、改善してほしいお言葉としましては、もっと本気でやりたい人ができるようなルールを作ってほしいなどもありました。人数が沢山いればレベルに合わせて分けることができますが、レベルをミックスにせざるを得ない時もあります。そうなった時に本気でやりたい人の方が多いと、初心者の方にはレベルが高くて難しいこともありますし、その逆の場合もあります。どう改善して、みんなが最大限満足できるようなサービスになるのか考えながらやっています。

――実際にやってみないとレベルはわからない問題もありますしね。

保田 そういうこともあって動画を撮っています。参加した人が自分のプレーを見るということはもちろんですが、まだ参加したことがない方に個サルのBonitaはどういう雰囲気でやっているのか事前に確認できるメリットもあります。そこが強みの一つですね。

後編はこちら!
「『フットサルにネットのノウハウを』IT企業が手掛ける『個サルのBonita』とは?」
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取材協力:個サルのBonita

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個サルのBonitaは日本一楽しい個サルを目指して、池袋と川崎で個サルを開催しています。ゴールを決めると参加者みんなで称え合うのはもちろん、アテンダーのボニータガールズ&ボーイズから声援ももらえるという、とっても楽しい雰囲気の個サルを目指しています。

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