Fリーグでも使われる戦術、『スクリーンプレー』の仕組みとは?【山本尚希の今すぐ使えるフットサル戦術】[ピヴォ×みんサル]

戦術・テクニック|2019.10.29

Fリーグでも使われる戦術、『スクリーンプレー』の仕組みとは?【山本尚希の今すぐ使えるフットサル戦術】[ピヴォ×みんサル]

FリーグDivision2・ポルセイド浜田の山本尚希監督に、「スクリーンプレー」について分かりやすく解説していただきました。[ピヴォ×みんサル]からの転載記事

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こんにちは。ポルセイド浜田監督、山本尚希です。

FリーグDivision2も折り返しを迎えました。待望の勝利を獲得することもでき、ポルセイド浜田は少しずつ成長を見せることができています。後半戦がスタートしますが、シーズン最後に1点でも多くの勝ち点を持って終われるように、日々トレーニングに取り組んでいます。

相手の壁になる、スクリーンプレー

さて、今回は『スクリーンプレー』をご紹介します。

フットサルよりも、バスケットやハンドボールでよく聞くプレーかもしれません。スクリーンプレーとは、相手ディフェンスが目的とする場所に到達する動きを遅らせるために、ボールホルダー以外のオフェンスの選手がディフェンスの選手の進路に立ち(壁になる)仲間の選手がフリーになる手助けをする動きを指します。ボールポゼッション時、シュートを打つ瞬間と用途は様々で、色々なシーンで効果を発揮します。

今回は2パターンのシンプルなスクリーンプレーをご紹介します。

まず自陣でボールをポゼッションし、前進するシーンから、攻撃システムはピヴォを置く3-1にして考えてみましょう。

1r

フィクソの選手がピヴォ当てができない状態なので、アラの選手へパスをしました。フィクソの選手はパラレラを狙うようにボールサイドの縦に走り出します。

ここでアラの選手にはディフェンスがプレッシャーをかけてくるので、フィクソの選手がアラの選手を助けます。

2r

フィクソの選手はボールにプレッシャーをかける選手の見えない角度から、ディフェンスが進むと考えられる進路に立ちブロック(相手の動きを止める)します。

アラの選手は仲間のスクリーンプレーのおかげでスペースにボールを運ぶことができました。フリーでボールを運ぶ時間ができるので、ピヴォ当て、逆アラとのパラレラ、ワンツーが狙えますね。

3r

次は1対1のシーンで仲間がドリブル突破を仕掛けています。

1対1に強い仲間ならアクララード(※仲間が離れて1対1のスペースを広くする)も有効ですが、スクリーンプレーをすることでフリーでシュートが撃てるなど、攻撃的な位置でも効果を発揮します。

5番の選手はワンツーが狙えるパスコースを保持するポジションを取っています。

4r

ドリブルを仕掛けるオフェンスの選手が中に動き出そうとする前に、5番の選手がディフェンスの選手をブロックします。

ドリブルする選手は周りのディフェンスのプレッシャーを受ける前に良い状態でシュートを撃つことができます。

5r

ポルセイド浜田の練習からスクリーンプレーを動画でも紹介します、是非ご覧ください。

接触の可能性が高いことに注意

スクリーンプレーはプレス回避、攻撃的な1対1、他にも様々な場面で効果を発揮します。Fリーグでも必ずと言っていいほど見ることができますので、”このチームはこの場面で使っているのか!”という観点で観戦していただければもっと面白くなると思います。

ただ、相手と接触する可能性が非常に高いプレーです。手で相手を押したり、身体を掴んだり、故意にぶつかる(タックルする)など、相手を怪我させてしまう危険なプレーにならないように注意してくださいね。対戦相手もフットサル仲間、お互い楽しくプレーできるように心掛けていただけると嬉しいです。

それでは、みなさんのフットサルライフが楽しくなりますように!!

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山本尚希

1983年5月27日生まれ、兵庫県西宮市出身。JFA公認フットサルB級ライセンス。2019~ポルセイド浜田監督、2015~2017デウソン神戸監督

twitter @Naoki_futsal

ポルセイド浜田
URL http://hamadafutsal.club/hnt/
twitter @npo_hamada_fc

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