
こんにちは。ポルセイド浜田監督、山本尚希です。
11月17日 島根県立体育館にて開催された FリーグDivision2第11節にて、ホーム初勝利、リーグ2勝目を上げることができました。満足せずにポルセイド浜田の勝利へ貢献していきたいと思います。
さて、前回書かせていただいたスクリーンプレーのその先、応用をポルセイド浜田の試合内容からプレーを用いて書いていきます。
※前回のおさらい、スクリーンプレーとは?
Fリーグでも使われる戦術、『スクリーンプレー』の仕組みとは?【山本尚希の今すぐ使えるフットサル戦術】
スクリーンプレーは、相手の動きを一時的遅らせるブロックというアクションでしたが、実は相手の動きを遅らせるその次に、とても効果的なプレーが生まれます。それが今回お話しする『ブロック&コンティニュー』です。
フリーを作る動き、ブロック&コンティニュー
コンティニューとは『続ける』『一度中断して続ける』という意味を持った言葉です。ご察しの良い人はもう気付いているかも……。そう、ブロックした選手がボールを受ける動きなんです。後に映像が出てきますが、まずは図で説明します。
今回は例として、ポルセイド浜田が実際使っているセットプレーでお話しします。
図のようにセットしたフィールドプレーヤーが逆サイドでボレーシュートを打つ為に、前にいる仲間がシューターのマークをブロックします。

ブロックが決まり、シューターがフリーになればもちろんボレーを決めたいですが、ディフェンスは対応しますよね。
おそらく図のように別の選手がカバーリングでボレーを封じます。

この時、ブロッカーはディフェンスの動きをよく見てください。カバーが出ているが、ブロックした選手が必死のブロックを剥がそうとしていたらブロックをやめます。そうするとブロックしていた選手がフリーになります。
ここでボールを受ければコンティニュー成立です。

動画で似たシチュエーションでシュートまでのシーンがあるので参考にしてみてください。
この動きは前回書かせていただいた内容と同様に、様々な場面で効果を発揮します。Fリーグチームなら必ずと言っていいほどセットプレーに用いるプレーです。サインプレーをブロックのみで終わらせるのではなく、その先2手、3手と構成することにより、チームの得点力も上がりますね。是非実践してみてください!
それでは、みなさんのフットサルライフが楽しくなりますように!!

山本尚希
1983年5月27日生まれ、兵庫県西宮市出身。JFA公認フットサルB級ライセンス。2019~ポルセイド浜田監督、2015~2017デウソン神戸監督
twitter @Naoki_futsal
ポルセイド浜田
URL http://hamadafutsal.club/hnt/
twitter
@npo_hamada_fc