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府中アスレティックFC柴田祐輔のフットサル実習セミナーをアディダスフットサルパーク聖蹟桜ヶ丘で開催!

みんサル コラム

府中アスレティックFC柴田祐輔のフットサル実習セミナーをアディダスフットサルパーク聖蹟桜ヶ丘で開催!

2018-02-08

府中駅から京王線特急でわずか5分にある聖蹟桜ヶ丘駅。その駅ビル京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターの屋上にアディダスフットサルパーク聖蹟桜ヶ丘がある。まだ雪も残る1月28日の午後、寒空の屋上だったが、現役Fリーガー柴田祐輔が寒さも忘れる明るい雰囲気でフットサル実習セミナーを開催した。

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柴田流フットサル実習セミナーとは

Fリーグ府中アスレティックFCに所属する柴田祐輔が、培った経験と独自の考えで技術や知識をおしえる今回のセミナー。内容は、基礎技術トレーニングやボールフィーリングをメインとした【基本トレーニング】と実際の試合ですぐ使えるテクニックや2人組の戦術のトレーニングをメインとする【実戦トレーニング】の2部構成。注目のポイントは、柴田独自の視点。指導者目線でなく、ピッチに立つ選手の感覚で伝えるということ。現役トップ選手がおしえるということもあり、ファンやサポーターも含め約30名が参加。岡山弁がこぼれるFリーガーの指導のもと、フットサルを基礎から楽しく学び汗を流した。

フットサルの基礎について学んだ第1部【基本トレーニング】

アップから柴田コーチの明るい雰囲気で包まれた第1部は、ボールフィーリング・基本動作の対面パス・サイドでのボールの受け方のトレーニングを行った。中でもボールフィーリングは、フットサルのプレーに大きく影響を与える基礎技術である。足でボールの感覚を養い、ボールを見なくてもプレーできるようになるのが理想だ。

ボールフィーリングの実習は、足裏、インサイド、アウトサイドを使った様々なボールタッチとフェイントも混ぜた複合的なドリブルを柴田コーチがお手本を披露し、参加者がまねるというかたちで行った。しかし、いくらお手本が良いとは言え、初心者には顔上げて足のいろんな部位でのボールタッチは簡単ではない。どうしてもボールに意識が集中し頭が下がってしまう人、ボールが足につかない人、そんな人に柴田コーチは声をかけ、リズムや体の使い方などピンポイントのアドバイスを入れていた。

一人ずつだが、コツを掴みピッチ内に笑顔が広がっていく。今まで出来なかったことが出来るようになるということは、フットサルがさらに楽しくなるということだ。春が来て雪が解けていくように実習に来て今まで凝り固まっていた問題が解決できたという人がいるのではなかろうか。

他にも、ボールを蹴る止めるための基本動作、ボールを受ける前の予備動作のフェイクなど、ボールを置く位置、体の向きや立ち位置、移動方向など細かく指導された。すべて基本ではあるが、試合でプレーの引き出しを増やす土台つくりになったに違いない。

試合で使える2人組の戦術を学んだ第2部【実戦トレーニング+ゲーム】

第2部の実戦トレーニングでは、コンビネーションで相手を崩すワンツー・パラレラ・ジャゴナウからのシュートと実戦の2対1・2対2を行った。

フットサル初心者にとって、何やら聞きなれない言葉だが、「ワンツー」「パラレラ」「ジャゴナウ」はフットサルの基本戦術である。「パラレラ」とはポルトガル語で平行という意味で、ピッチ上では短縮して「パラ」と呼ばれる。

主なやり方は、サイドのタッチラインと平行に前方のスペースへパスを出し、そこに走りこむ。パスの受け手の移動方向と出し手のパスの質、それに加えてタイミングを合わせるのが難しい戦術である。

実習で柴田コーチがポイントとしてあげたのは、前方のスペースでパスをもらうタイミングだ。ディフェンスとディフェンスの間にポジションをとり、前方のスペースにパスが出てから、動き出すと上手くシュートが打ちやすいと解説。さらに受け手の動線をマーカーで示し、初心者にわかりやすい工夫をしていた。何度も繰り返し動作をしていくことでプレーが磨かれて精度が上がるのが感じられた。

最後に、今までに習ったことをおさらいするためのゲームが行われた。ゲーム中にも絶え間なく柴田コーチの声かけがあり、トレーニングしたことが再現される場面もあった。3時間があっという間だったが、記念撮影を終えた参加者らは、笑顔でピッチを後にした。



参加者の声と柴田コーチからのコメント

―第1部と2部の両方に参加した30代の男性Kさん
「今回の実戦トレーニングのコンビネーションで崩す練習はとても難しかったですが、柴田さんの声掛けがあったので、上手く出来た気がします。またそのあとに試合があったため、実際に試すことができてよかったです。次の柴田さんのイベントがあれば、また参加したいと思いました」

―第1部のみ参加の30代の女性Sさん
「現役Fリーガーの柴田選手がお手本を見せてくださるというとても貴重な体験ができてよかったです。また1人1球ボールを使って基礎練習する機会があまりないため練習できて楽しかったです」

―柴田コーチからのコメント
基本の部では1人ボール1球でボールを足のいろんなところで触りながらのトレーニングをしてもらいました。ボールを扱えるようになればもっとフットサルが楽しめるはずです!

実戦の部では2人組の関係でゴールまでいける戦術を少しやりました。2人の息があってできた時の参加者の楽しそうな顔を見たら、僕まで楽しくなってきました。最後のゲームでも何回もできていたので、やってよかったです。フットサルの技術は、前を向くフェイクをかけるなどフットサル特有なものもあります。セミナーに来れば短時間でもできるようになるので、また次回も参加してくれたら嬉しいです!

講師 柴田祐輔(しばたゆうすけ)

生年月日 1984年5月30日
出身 岡山
身長/体重 179cm/72kg
経歴 C.R.F. ideal(岡山) → 府中アスレティックFCサテライト → 府中アスレティックFC → シュライカー大阪 → 府中アスレティックFC
Fリーグ通算出場数 191試合
Fリーグ通算得点数 61得点

※2018年1月8日現在

セミナーを終えて

現役のFリーガーが、しっかりとした内容を2本立てでセミナーやクリニックを行うことは珍しい。選手は選手であって、指導者ではないので当然だろう。だが選手の視点は、指導者には見えない細部にこだわる知識があり、実戦的だ。技術やスキルを上達させたいフットサル初心者にとって、ライセンスを持った指導者よりピッチに近い選手から教わるほうが、分かりやすく伝わりやすいのかもしれない。

Fリーグという舞台で長く輝き続けることは並大抵の努力ではできない。だから、心に響くのかもしれない。セミナーでは、選手が長年積み重ねた経験や知識をギュッと濃縮されたエキスで味あうことができる。なんて贅沢な話だろう。

「なかなか上達しないなあ。」「ぜんぜん上手くならないなあ。」とモヤモヤしている方は、ぜひ一度フットサル選手に習ってみてはいかがですか。ふっと目の前の霧が晴れ、フットサルがもっと楽しくなるかもしれません。



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